薪の情報
使用する薪について
薪となる木には、広葉樹と針葉樹の二種類に分類されます。広葉樹は堅木、針葉樹は軟木と呼ばれていますが、広葉樹は密度が高く、火持ちがよいのが特徴です。
一方、針葉樹は広葉樹に比べ密度が低く、樹脂や精油成分が多く含まれています。その針葉樹を燃やしてはいけないと言われていますが、それは誤りです。着火性が良くカロリーも高いので焚き付けに使用することで高いポテンシャルを発揮します。また、ストーブ本体に温度計を設置し、しっかりとした温度管理をしていただければ、針葉樹と広葉樹を混ぜて使用しても問題ありません。
用途に合わせて上手に使用すれば、どちらも優れた燃料(薪)となります。
もちろん、熱効率の高いストーブであれば、薪の消費量も抑えられます。
薪の入手方法
・自分で集める:剪定や伐採した木材の処分に困っている人から譲ってもらえることがあります。
果樹園の剪定木や、山の地主さんから間伐材を集め、自分で薪を作ると暖房費は無料!!また、新築工事現場で出た建築端材を譲ってもらえることも。
近年は自治体が街路樹の伐採等で発生した木材を希望者に配っているケースも見られますので、地域の広報は要チェック!
・原木を買う:原木長さ180cmをトラック1台年間7万円程度、自分で加工する。森林組合で原木を購入すると、自分で加工する手間はかかりますが、できた薪を購入するよりは安価。
・できた薪を買う:毎日薪ストーブを使用すると、年間5~6棚位の薪を使用します。
1棚は高さが150cm×長さ180cm。1棚15,000円~20,000円位、5棚使用で年間75,000円~100,000円位。
薪販売業者によって値段は前後します。
薪販売業者おすすめ情報
〇ゆきぐにの高品質薪 (南陽市三間通り1094-13 0238-47-7231)
- ナラ薪の長さ30㎝ 1棚 16,000円
- ナラ薪の長さ40㎝ 1棚 20,000円
※1棚とは、幅180㎝ 高さ150㎝
こちらは現地渡し価格ですので、宅配が必要な方はご相談くださいませ。
手作りですので量に限りがあります。ご予約の上、ご注文くださいませ。
◆その他、段ボール詰めにて全国にも発送しています。
- ナラ薪の長さ30㎝ 1箱20㎏ 1,500円
- ナラ薪の長さ30㎝ 5箱100㎏ 7,500円
- ナラ薪の長さ30㎝ 10箱200㎏ 15,000円
- ナラ薪の長さ40㎝ 1箱20㎏ 1,500円
- ナラ薪の長さ40㎝ 5箱100㎏ 7,500円
- ナラ薪の長さ40㎝ 10箱200㎏ 15,000円
薪の太さによって重量が若干前後する場合がありますのでご了承ください。
商品到着後は、必ず段ボールから出していただき乾燥させてください。
送料は、箱数、送付先によって異なりますのでお問い合わせください。
○社会福祉法人愛泉会向陽園 (山形市大字長谷堂4687 023-688-5883)
1棚 (30㎝薪 1.5m×1.8m)16.000円
1棚 (35㎝薪 1.5m×1.8m)17.000円
1棚 (40㎝薪 1.5m×1.5m)16.000円
L判 (40㎝薪 1.5m×1.8m)19.000円
※配達、税込みです。自家運搬の場合は2.000円引きとなります。
障害者の方が社会復帰のために製造販売を行っているところなので、お勧めします。
○森林組合
上記の原木で運んでくれるところです。
地方の森林組合によっては丸太の状態だけでなく、形態、サイズが様々あります。
○個人で製造販売を行っているところ
個人でやられているので、お客様のご要望にも応えてくれるかも!!
希望により業者を紹介します。
必ず乾いた薪を使用しましょう!
薪ストーブでは、乾燥していない薪は使用しないのが鉄則。乾燥が不十分だとストーブ本体が暖まりにくいうえ、煙道火災の原因となるクレオソート(タール)という物質が多く発生し、煙突内に付着してしまいます。
切ったばかりの木は生木と言ってまだ乾いていません。生木は燃えにくいばかりか、すすやタールが発生し、煙突を汚してしまいます。煙突の中にすすやタールが付着すると、そのすすやタールが煙の熱で燃焼してしまい、煙道火災が起こってしまうのです。最低でも1年~2年乾かした薪を使用しましょう。
薪を保管する際は、乾燥を保つために、必ずカバーをかけるか、もしくは屋根付きの棚に保管しましょう。
乾いた薪と乾いていない薪の見分け方
・薪同士をたたくと高い音が、乾いている。低い音が乾いていない。
・薪を持ってみて、軽いのが乾いている。重いのが乾いていない。
薪つくりをしていると、感覚でわかるようになってくるのが、薪つくりの楽しいところです♪
※注意 ※
薪を譲ってもらうときは要確認!
接着剤や塗装、防腐剤が付着している等、化学処理された木は薪として使用してはいけません。ストーブ本体及び煙突を痛める原因となります。特に、建築端材は化学処理されていることが多いので、確認してから引き取りましょう。