20141205_085522遠い昔、初期人類は氷河期という過酷な環境に置かれていました。

食物は火を通さない冷たいものばかり。生き残るのが精一杯で、嬉しいことなどほとんどなかったことでしょう。したがって、ごくまれに経験する”嬉しいこと”に対する感受性は現代人よりもずっと強かったものと思われます。最初に自分で火を熾し、温かい食物が食べられるようになった時の初期人類の喜びは、遺伝子に焼付くほど強烈だったかもしれません。

そして、私たちが薪ストーブの火にあこがれるのは、遠い、遠い昔に火を誕生させたときのあの喜びの記憶を、無意識に取り戻したいと思っているからかもしれません。

火の家、薪ストーブは、火から生まれて、火を宿し、火の恩恵を人に与えます。それは、まるで家の中の太陽です。

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